スキルアップ

東京 出張パーソナルトレーニング ダイエット失敗のリスクとホメオスタシスと

今回はホメオスタシスがもたらすヨーヨーダイエットのリスク現実的な減量目標の立て方

についてお話を進めます。

【何をしてもリバウンドしていた女が1年半で−40キロのダイエット】

昨日のリバウンドの恐怖

スパンの短いダイエットの最大のデメリットとは

を読み返して話の流れを掴んで置いて下さい

さて

ホメオスタシスとは?

 生体恒常性といい現状維持システム

言い換えると理解がしやすいと思います。

ダイエットにおけるホメオスタシスの働きは

体に少量のエネルギーしか入ってこない場合、

エネルギー消費を減少させて

体を維持する機能のこと。

停滞期はホメオスタシスの効果が働き

 順調に落ちている体重もふとした瞬間に

落ちない時期が訪れる

食事の量にともなってエネルギー消費量も減少するので、それ以上体重が減らなくなる。

身体は危険を察知すると死を回避する為に

防衛反応を起こすのが

ホメオスタシスという訳です。

そしてダイエットがきつくなったり

メンタル的に体重減少が止まった事により

モチベーションの低下による中断があると

エネルギー消費が以前より減少しているので、

体脂肪が付きやすくなるおそれがある。

ここがヨーヨーダイエット最大のデメリット

 元に戻るだけでなく更に過体重になって

しまう恐れがあります。

 モチベーションはダムの様なもの

一度水をせき止めて貯めようとする

 ダイエットという天候不良がおきて

水が溢れ出してしまい、溢れ出した食欲は

止まらずにダムは決壊する

そして実際にこの溢れ出した食欲が

決壊するのも証明されていて

 【グレリン】【レプチン】という働きに

よるものだとされています。

【レプチン】は食欲を抑制する働きがあり

太って脂肪細胞が

大きくなると分泌量が多くなる。

反対に、痩せている場合は分泌量が少なくなり、脳は「栄養が不足している」と

判断して食欲が増進する働きがある。

とされています。

そして豆知識

レプチンの働きの一つに

脂肪の蓄積を抑えて、エネルギー消費を

助けてくれる働きもあり

レプチンがより多く分泌されるのは

食後20分から

20分以内の食事では空腹感が続く為に

過食を引き起こしてしまう。

咀嚼が大切なのはレプチンの分泌においても

大切だと証明されています。

【グレリン】は食事を増進する働きがある

ダイエットにおいてグレリンは最大の敵

ではどうやって分泌を抑えるのか?

レプチンの分泌を適切にする事です。

グレリンとレプチンは拮抗関係にあり

 グレリンが増えるとレプチンが減り

 レプチンが増えるとグレリンが減り

レプチンを増やすにはゆっくりと食べる事が

大切でダイエット成功の重要ポイントです。

そして【セロトニン】です。

 レプチンと同じくして食欲抑制

働いてくれる ホルモンです。

腸内環境とも密接な関係にあるセロトニンは

少なくなると…

満腹中枢の機能に支障をきたし、満腹を感じなくなってしまうそうです。

朝日を浴びて目覚めて

ゆっくりとした食事を行い

適切な運動を行う

レプチンを増やし、腸内環境を安定させて

セロトニンを分泌し

満腹中枢を適切に働いてもらう環境を作る

そうする事でより多幸感を感じながら

理想的な身体へと歩みを進めていけるのでは

ないでしょうか?

次回こそ現実的な減量目標の立て方を

お届けしていきます。

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