細菌やウイルスから体を守ってくれる
防御システムには
自然免疫、獲得免疫の2種類がある
ウイルスが身体に進入してきた際に
戦いを繰り返す中で獲得出来る
自然免疫
同じウイルスが進入してきた際に
記憶された免疫が活性化されて
戦ってくれる獲得免疫についての説明を
していきましたね。
・免疫力が下がる原因について
私たちの体内で感染症にかからないよう、
発症しないように
なくてはならない作用の免疫。
例えば
元気であればかからない感染症にかかったり
風邪をひきやすくなったりする場合には
一般的に免疫力の低下が関係しています。
今回は免疫力について
掘り下げていこうと思います。
感染症などを対策する方法として
引かないようにマスクをしたり、アルコール消毒
したりと皆様様々な努力をされているのでは
ないでしょうか?
今挙げた内容は外側の努力です。
今回は内側の努力である
免疫力を高めるには、仕組みについてなど
について書いていこうと思います。
・免疫とはどんな仕組みなのか?
免疫とよく聞きますが身体でどんな事が行われ
どの様な仕組みなのか説明出来る人は少ないと
思います。
身体で何が行われているかを見ていきましょう。
免疫とは細菌やウイルスから体を守ってくれる防御システムと言われています。免疫には
自然免疫、獲得免疫の2種類があります。
・自然免疫
身体の中にウイルスや細菌などの病原体が
進入して来た際に対抗して戦ってくれる勇敢な
免疫と言えるでしょう。
この時に病原体は抗原、対抗する免疫を抗体と
よります。
このサイクルにより自然に免疫を獲得する事を
自然免疫といいます。
・獲得免疫
獲得免疫とは同じ種類の抗原(病原体)が
もう一度体内に侵入してきた場合に
すでに記憶されている免疫が活性化されて
侵入してきた抗原を即座に攻撃して
追い払うシステムのことを言います。
風疹など一度かかると二度とかからないと
言われる感染症は獲得免疫によりかからなく
なると言われています。
・獲得免疫4つの特徴
1. 免疫記憶
同じウイルスや細胞による感染症には二度とかからないということ
2. 多様性
どの様な細菌やウイルスにも対応すること
3. 自己寛容
自分の身体は攻撃しないこと
4.特異性
病原体を見分けて
自分が攻撃できる相手に攻撃すること
この4つの特徴を駆使して
自然免疫と相まって
人の免疫システムは維持されています。
免疫細胞は主に骨髄と胸腺と呼ばれる部分で
作られてリンパ流にのって体内を
循環しています。
今回はここまで、長くなってきましたので
次回にもう少し掘り下げて投稿していきたいと
思います。
お楽しみに!!
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